皆様こんにちは、設計担当です。
前回【間取りの考え方②】収納について~その1~広さについてというブログを書かせて頂きました。
今回はその続編としまして収納についてもっと細かく書かせて頂こうと思います。
前回収納は位置を気にしながら必要なカ所にそれぞれ作るという旨の内容を書かせて頂きました。
今回は間取りで確保した収納の中身をどう作るのがおススメか書いていきたいと思います。
以前私が収納セミナーに参加した際に講師の先生が仰った言葉で非常に印象に残った言葉があります。「収納は押し込むのではなく、必要な物がすぐに取り出せるようにすることだ」
といった内容でした。
私はこの言葉が非常にごもっともだと思いまして、それ以降ずっと気を付けています。
すぐに取り出せるような収納を作るにはいくつかポイントがあります
「奥行きを浅くする」「棚を作って整理できるようにする」「ハンガーを掛けられるようにする」「定位置を決めてあげる」
このあたりが重要になってきます、そしてこれを意識すると同じ帖数でも収納量と収納しやすさが跳ね上がってくるのです。
それぞれの例を出してお話させて頂きますと、リビングの場合は細かい収納物が多く、散らかりやすいので細かい可動棚で奥行きは30cmまでの物が何段あるかで収納量は変わってきます。逆に大きなクローゼットがあっても持て余すかもしれません。
逆にクローゼットはパイプハンガーの長さが最重要です。ウォークイン・扉付に関わらず服の収納量はほぼパイプハンガーの長さ以外では変わらないでしょう。パイプを2段にしても良いかもしれません。
このように収納にはそれぞれに必要な物が異なりますし、それによって必要広さも変わってきます。
適切な広さや位置・奥行きがわかり、それを実行出来た時には良いことが沢山起きます。
例としては
「奥で死蔵されずらくなるので、食料や備蓄の無駄な買い物が減る」
「すぐに仕舞えるので散らかりづらくなり、お掃除の頻度が減る」
「適切な広さで作ったので、余った空間で更に収納が作れる」
「最初に収納の定位置が決まったので家具を買い足さなくても良く、建った後にお金が出ていかない」
などなど良いことづくめです
特に3つ目で書いたことは重要だと思います。実は収納を削って新しい収納が出てくることがあるのです。それは打合せ時のお楽しみとさせて頂きます
当社は様々な間取りをご用意しております。色々眺めながらぜひご検討して頂ければと思います。
ぜひともご来店、ご相談お待ちしています!