皆様こんにちは、設計担当です♪
今回からは間取りから先に進んで家の性能について書いていこうと思います。
まずは基本的な考え方ですが、これは私の私見で書いていきますので一般的な考えとは違うこともあると思います。
住宅の設計を15年以上続けてきて感じたことの体験談だと思って話半分で読んでみてください。
まず耐震性能や断熱性能などは国が定めた基準がいくつかあります。
耐震等級や外皮計算、Q値やC値などですね
これを否定するつもりは全くありません。とても大事なものですし、今の時代クリアしたほうが確実にいいものだと断言しても良いぐらいです。
ただこの計算には関係してこないものの、あったら絶対に性能が良くなるもの、逆に性能が悪くなるものも存在していると思うのです。
例えば採光や通風などは実はこの計算には全く考慮されません
むしろ窓は少なければ少ないほど断熱性能としては上がります、省エネルギーの計算も良い方に向かいます。
ただ本当にそうなのでしょうか?
採光が無ければ昼間でも電気を付けなければいけないかもしれません。
通風が無ければ春や秋の外が過ごしやすい季節でもエアコンを付けなければならないかもしれません
また外が見えることによる解放感のような気分的なもの、外観の見た目の好み等、窓だけでもこれだけ考えが及びます。
お客様によってバランスの正解が違うため、すべてを考えながらバランスを取っていくのは今でも難しく感じます。これを全てお客様と相談しながら決めていくのが理想ではありますが、現実的には中々に難しいものです。
当社では今ある程度こちらでバランスを取った上で変更して頂くセミオーダー式の新商品を作成中です。ぜひ一度ご相談頂ければ幸いです。
ご相談、ご来店お待ちしております!